会社の同僚と仕事帰りに吉祥寺の一風堂へ。何やかにやで忙しいし、ひと呼吸おきますか、という感じで。そしてもちろんビールを注文するところから始まるわけです。
そしていやーつかれたね、最近どうよ、なんて軽く言っているうちにバイトらしき女の子がビールを運んで来た。そしてその時に
「お待たせ致しました生です。お疲れさまです。」
と言ってくれたのだ。もちろんその場で2人ともグッときた。その一言で疲れが吹き飛んだ。
それはもしかしたら社交辞令というか、単純に仕事のマニュアルにある言葉なのかもしれない。でもそうだとしても、2人ともなんとなくほっとしてしまったその気持ちに間違いはなかった。
単なるお客とアルバイトという関係でしかないのだから、いたわりの言葉をかける義理なんて別にないというのも正論なんだけど、大事なのはその正論の範囲内の合格点で満足しないこと。その枠から一歩でてみる。あたりまえをちょっと超えてみる。そんなことが人の心を動かすんだと思う。
そしてそんな赤の他人さえも労ってしまうようなちょっとした気持ちをみんなもう少しずつ持てたなら(もちろん自分も含めて)、世の中もう少し居心地のよい世界になるかもしれない、なんて思った。

